放射性廃棄物から“数千年もつ電池”


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001 2020/09/13(日) 20:55:29 ID:2DXrrVp3kU
放射性廃棄物からつくり出した人口のダイヤモンドを使った電池の開発が進んでいる。完成すれば数千年にわたって電力を供給することが可能になるという。いったいどんな技術なのか。
文字の歴史は5,000年ほど前にさかのぼるとされるが、炭素14を使った原子力電池は人間が文字を使ってきた時間より長い期間にわたって電力を供給できる計算になる。
スコット率いるブリストル大学の研究チームは、炭素14のメタン同位体から人工ダイヤモンドをつくり出している。特殊な反応装置を使ってメタンと水素をプラズマ化すると、分解したメタンの炭素14が積層化してダイヤモンドの結晶ができあがる。
スコットたちのダイヤモンド電池は、一般的なベータボルタ電池のように半導体で放射性物質を挟み込む「サンドイッチ構造」ではない。放射性ダイヤモンドを通常の炭素原子の人工ダイヤモンドに混ぜ込んだかたちになっている。こうすることで、ベータ粒子の移動距離を短くし、電力への変換効率を最大化するのだ。Arkenlightのボードマンは、「ベータ粒子を電気に変えるダイオードと放射性物質は別々になっていましたが、この電池は画期的です」と話す。
UKAEAの試算では、炭素14が100ポンド(45.4kg)程度あればダイヤモンド電池が数百万個はつくれるという。つまり、黒鉛廃棄物からの回収に成功すれば、電池の原材料がほぼ無尽蔵に入手できることなる。さらに、炭素14を取り除くことで黒鉛ブロックの放射能レベルが下がって低レベル廃棄物に変化するため、取り扱いや貯蔵が容易になる。
https://www.sankei.com/wired/news/200913/wir200913000...

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016 2021/04/29(木) 02:12:42 ID:fdFUiC7mOU
薄めの濃縮ウランを放射線用の半導体で閉じ込めて
放射線を整流して電池に出来ないの?

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