従来の機械学習では満足な画像認識が出来なかったが、ディープラーニングは人間に匹敵するかそれ以上の識別率をたたき出している。
これを可能にしたのがビッグデータの存在だ。
結局のところ機械が識別率を上げるためには大量のデータが必要だった。
それは人間だって同じで、人間の脳には常に大量のデータが入力されている。
人間が生まれてから物を判別できる程度に視覚が確率されるまで、入力される画像枚数は相当なものになるだろう。
マシンは脳はあるのに、満足に物を見せてもらうこと出来なかったから、見たものがなんなのか分らなかったのだ。
それと同じことが将棋ソフトなどの盤面ゲームにも言える。
近年人間を打ち負かすようになった大きな要因は、大量の棋譜の存在である。
人間の棋譜はもちろん、マシン同士で大量の対戦を行わせどのような手が良いか解析したのである。
これらと同じことが人工知能にも起るだろうか?
要は進化ゲームを行わせて知的生命の誕生を待つのである。
当然脳シミュレートを行えるスペックのマシンは未だ存在しないが、さらにマシンスペックがあがれば、正に試行回数の勝利のように、好きなだけ進化ゲームを行わせれば知能は誕生するんじゃないだろうか?
人間だって突然誕生したわけじゃない。30億年の生命進化が知能を生み出した。
機械だってそれを踏襲すれば知能は誕生するだろう。
返信する