>ジョン・ロックは1689年の "An Essay Concerning Human Understanding" の中で自我の同一
性について次のような判断基準を提案している。
>すなわち、もしあなたが過去に何かを考えていたことを記憶しているなら、その考えていた人物とあなたは同一である、というものである。
>ファジィ論理によれば、ロックの提案は、自我の同一性を離散的な値ではなく連続的なものとして扱うことで妥当となることが示された[7]
「自我の同一性の判断基準」、つま自分の判断基準。まぁその一つに過ぎないだろうが。
記憶がつながっていると、それはあらゆる時間上で同一人物である。
君の例だとA「ボールを投げた自分」とC「過去の記憶の自分」は同一「A≡C」。これは異論ないだろ?
でB「ボールをけった自分」とC「過去の記憶の自分」は同一「B≡C」これも異論ないだろ。
じゃあ「A≡C≡B」が成り立つでしょ?ということ。
因みに「自我の同一性を離散的な値」とするとどうなるか?
これはつまり瞬間瞬間の自分は別人だということだとおもう。
毎日目の前にボールを出されても毎日違う行動をとるだろ?だからそこに自己同一性は存在しないということ。
それならば「A≡C」も「B≡C」も成り立たないので当然「B≡C」も成り立たない。
どう?矛盾してるだろ。
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