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いつになれば・・・


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001 2011/03/18(金) 01:10:01 ID:8irItFrzMQ
いつになれば燃料棒の熱は下がるのでしょうか?

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002 2011/03/18(金) 01:13:53 ID:HQlSZOh48.
今回のこの事象の本当の原因は?

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003 2011/03/18(金) 01:18:17 ID:D8EhQ.asFI
予備電源・ポンプの冗長性不足。

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004 2011/03/18(金) 02:55:09 ID:ZZ1q561B0U
冷却設備が動いてればこれほど危険にならなかった。
津波で冷却設備と電力を奪われたから、逆に送電から
電力を入れれるようにするのと、電力が止まっとき用の
風力発電機と太陽光発電を作る。
または波の力を利用した海洋発電、海流発電を作る。

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005 2011/03/18(金) 05:19:17 ID:1jBZo0JbuY
原子炉って、
閉鎖系の圧力容器に、何年も高熱のままの燃料棒を内蔵しているのか?
しかも、放射能で蒸気すら閉鎖系から出せずに、熱交換で熱を閉鎖系から出さねばならない。
しかも、熱源を制御できない。

滅茶苦茶ローテクの馬鹿げた機械じゃないか?
ボイラー二級のおいらから見れば、「何じゃこれ?」という感じだな。

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006 2011/03/18(金) 07:16:24 ID:mfiTmOXiyI
少なくとも数ヶ月はかかるんじゃないの。

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007 2011/03/18(金) 11:47:27 ID:6QRwxBr/LM
いっそのこと、
・プールの水は全部蒸発させる。
・炉の水蒸気も解放して、放射能の漏洩はそこまでで諦める。
として、カラッカラにして、メルトダウンさせる。

圧力が無ければ爆発による放射能飛散も無いはず。
核自身も爆縮するわけじゃいので、ドロドロになって受け皿に溜まるか、地面に沈降するだけ。
ってのはどう?

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008 2011/03/18(金) 14:26:29 ID:Af3Kf8S9eU
結論から言えば、冷やさない限り現状は回復できない。
または、冷やさないといずれ臨界は起こる。
現状はガンマ線だが、臨界が起これば中性子線が放射される。これは…言葉もない。

1、2、3号炉は燃料が圧力容器内にあるから、、燃料棒すべてに臨界反応が起これば、
溶けた燃料が容器の底に触れ、早々にその容器の強度に応じた大爆発が起こる。
昨年6月に抜き取られた4号炉の使用済み燃料でさえほっとけばそうなる。

爆発が上空2000mを越えれば、そして風が北東風なら、首都は人が住めなくなる。

さらに恐ろしいのは、3号炉が昨年9月からプルサーマルを開始していたことだ。
なぜマスコミがこのリスクに触れないのかわからんが、
プルトニウム!!!人類が遭遇した(自分で作ったんだが)最悪の放射線物質だぞ!
想像しただけで身の毛がよだつ。

現状は緩やかに悪化している。今後は?誰も決定的なアイデアを持っていない。
緩やかであることが、現場人たちの命がけの成果であることは、心をこめて確認しよう。

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009 2011/03/18(金) 15:30:22 ID:X9wZKePqsk
削除(by投稿者)

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010 2011/03/19(土) 03:29:19 ID:Tcwof/6kMw
>>9
物事には道理というものがあるからな。
どんなに頑張ってても太陽が西から上がっては来ないだろ?
無理なものは無理。言葉遊びは良くないね。

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011 2011/03/19(土) 05:33:13 ID:WwIrbn3WhY
削除(by投稿者)

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012 2011/03/19(土) 08:29:36 ID:G9CRFRmoRA:DoCoMo
>>9オメデタイ奴だな♪
文系は黙ってろ

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013 2011/03/19(土) 08:57:44 ID:2Hx1cGn3KA
成合英樹

独立行政法人「原子力安全基盤機構」(JNES)特別顧問 前理事長 運輸省OB(天下り)

理事長時代の公費乱脈支出、海外漫遊、情実人事。全く無能。

70歳の定年を過ぎても特別顧問というポストを自分のために作らせて居すわり、
職員の仕事場を暇つぶしに訪問して雑談する他は何も仕事をしないで
年間2000万円もの給与をタダ取り。国家予算から。
個室と秘書を与えられている。(月給に換算すると167万円)

JNESの「理念」
・強い使命感を持つ ・科学的、合理的な判断をする ・中立性、公正性を保つ

天下り官僚が国家予算に吸い付く場、独立行政法人。
「科学」と称して欲ボケ爺さんが公金をむしり取る。

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014 2011/03/19(土) 10:01:49 ID:s3PLh2bgKg
象の足って なんですか?
ググっても分かりません。

検索すると閲覧注意と書いてありますが、見ていると何も怖くない。
生き物? 

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015 2011/03/19(土) 19:53:31 ID:WwIrbn3WhY
削除(by投稿者)

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016 2011/03/20(日) 02:53:24 ID:NyuItWsR2.
把握?

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017 2011/03/20(日) 09:45:07 ID:XPQxzfSW1c
いま「原発崩壊」明石昇二郎著を読んでるんだけど
日本国中の原発の活断層調査を甘く評価した東工大の衣笠善博教授が
極悪人のひとりらしいな。
東電から多額の研究費?をもらって手心を加えた報告書を
提出し続けていたみたいだ。
今後、衣笠善博に注目しとくといいよ

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018 2011/03/20(日) 12:51:14 ID:jLExQ3usbQ
>>14
直視すると死ぬ≠閲覧注意

意味を履き違えるなよw

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019 2011/03/22(火) 09:08:57 ID:ueUoeVUT6o
原発の「臨界」と核爆弾の「超臨界」は全く違う
冷却が止まって、炉心の核燃料が融解、炉内や格納容器内に溶けた核燃料が溜まれば
そこで、ウランの自発核分裂での中性子によって臨界が再開して核分裂も再開するかも
当然、現在の余熱や核反応生成物(放射性物質の壊変熱)以上の発熱によってメルトダウンの可能性も有るかもしれない
しかし、核燃料自体の大規模爆発ではなく、冷却水との水蒸気爆発による原子炉建屋自体が爆発するかもしれないが
冷却に成功している限り、発熱は抑制されて、炉心の溶解も無い
現状は、冷却水の循環システム再開以外に沈静化は見込めない
また、冷却が恒常的に行われて、長期的な炉心&使用済み核燃料による発熱も収束しないことには、原発自体への対処も出来ない
使用済み核燃料ですら、3年も発熱が起きてるんだから、先日まで稼働していた炉心の発熱は相当だろう
処理できるほど冷却されて、また核反応生成物の強烈な放射線が弱まるまで数年はかかるんじゃね?
そうじゃなければ、当分はあのままだろう
福島第一原発は1〜4号機まで廃炉だ
建屋内の作業用クレーンなどの設備も壊れているから修復も大変だ
高レベル放射性廃棄物が山ほど出てくるし、その処理だけでも相当な負担だね
ということで、東電は終わった

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020 2011/03/22(火) 15:31:05 ID:JOiPdAcXCE
三陸沖に展開している米空母艦隊には、「日本政府の承諾なし」の
「鎮圧」ミッションが連邦政府より、発令されている
その「脅し」で政府が廃炉を決意したと、ABCで報道されたが
その中で、初動で海水注入=廃炉を行っていれば、今の惨状はなかったとも。

フランス国営テレビの報道だと、事態の「沈静化」に
日本人の努力で3年、フランスだと5年かかると言ってた。
あの、フェニックス=もんじゅの関係者の話
それもこれも、今の深刻な危機が乗り越えられてのはなしだけど。

首都圏在住の関係者、知り合いの学者は、この連休でみんな子どもを西に疎開させたよ。
うちの大学も5月くらいまで入学式を遅らせるんじゃないかな。
なにが悲しくてこの現状で、わざわざ西から学生を呼ぶかっての。

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021 2011/03/27(日) 01:01:05 ID:jeiGNNfp4M
すみません。質問ですが、

全ての燃料棒が融解して容器の底に溜まるということは、六ヶ所村の手動バケツ臨界事故と同じ状態になるのでしょうか?

それによって、核兵器のような爆発は起きないと考えても差し支えないでしょうか?
報道を見ていて、(語弊はありますが)炉心融解しても爆発は水蒸気爆発くらいだと理解したのですが、誤りでしょうか?

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022 2011/03/27(日) 01:22:56 ID:Wc6STcnfj6
>>21
六ヶ所村じゃなく、東海村な>臨界事故
本来は少量ずつ装置に放り込んでウランの化学反応を起こさねばならいのに
一気に、しかも大量に貯めることが出来る容器にウラン溶液を放り込んでしまった
しかも、冷却用の装置のために、容器を囲むように冷却水で覆われていた
魔法瓶のような構造だ
その冷却水が中性子を反射させてしまうために
大量のウラン溶液が臨界反応を始めてしまって、容器内の中性子反射も有り
冷却水を抜いて、中性子反射を止めて、ウラン溶液の臨界を止めなければならなかった

福島原発の今の状況としては、炉心溶融は起こらないように冷却が開始された
冷却水が少なくなって、炉心の底に溜まっている程度になっていて
しかも、炉心の溶解と、炉内部の冷却水との水蒸気爆発は想定されていたが
冷却が行われている限り、これ以上の爆発的な事象は起きない可能性が高い
しかし、汚染された冷却水が、何処から何処へと漏れているか未だ判然としない

どっかに書いたが、核分裂反応が連続で起きる事は「臨界」と言うが
核兵器の場合には、核物質を圧縮したり、意図的な中性子発生行って「超臨界」という
一気に臨界の規模が大きくが進んでいく事を言う
原発では「超臨界状態」にはならないので、「核爆発」は起きないが
チェルノブイリは、冷却水による「水蒸気爆発」は発生してしまった
福島原発の原子炉建屋の上部構造を吹き飛ばしたのは、炉内部から溶けた被覆管が冷却水と反応して発生した「水素」が爆発したために「原子炉が爆発した」ように見えた
格納容器や、炉心に冷却水を押し込むのに苦労するような「内圧」が発生していたために
いわゆる「ガス抜き」を行ったためだろうか
内圧が下がらねば、冷却水の注入も出来ない
本来の、「冷却システム」もしくは、後付けでも良いから、同様の冷却水を循環させて冷やすシステム構築が行われて
常時炉心冷却が行われなければ安心できない
しかも、それは数年単位で炉心が完全冷却できてからだろう
唯一の救いは、どの炉でも核反応が制御棒によって止まっている事だろう
それ以外は「最悪」だけどな・・

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023 2011/03/27(日) 02:57:35 ID:jeiGNNfp4M
早々のレスありがとうございます。

メガフロートを推奨されておられますが、米国の核兵器処理って小山の下で行われていて、爆発事故がおきたら、小山ごと埋められてしまうと「日テレ・丸見えTV特捜部」で見たことがあります。

それと、最も疑問に感じていたところなんですが、チェルノブイリとの違いは、
 1.圧力容器外で水蒸気爆発が起きた。
 2.そのため、原子炉の圧力容器を吹き飛ばされなかった。
と言うことですね。

今回、色々な所を巡ってるうちに色々な知識に触れましたが、専門家はフラットな話をしていると思いました。
どう考えても、そんなこと言ってないのに、マスコミがそれらを悪く解釈して風評被害を広げてるように思いました。

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024 2011/03/27(日) 10:03:59 ID:hu8C4fXuQI
そもそも、チェルノブイリは、圧力容器などという概念が無い炉である

福島原発は、あくまでも科学的にウラン燃料を包んで、本来保護せねばならない「ジルカロイ」というジルコニウム合金が核燃料の「余熱」や「放射性物質の崩壊熱」によって溶融したために冷却水と化学反応を起こして、水素が発生した
その水素が、酸素の有る原子炉建屋内の上部空間に溜まって格納容器を包む下部構造より脆い(薄い)上部のコンクリート構造物を吹き飛ばしてしまった

ということで、今回の爆発は「水蒸気爆発ではない」ということ
吹き飛んだ上部構造は、使用済み核燃料を貯蔵して、冷却させるプールと、炉心への核燃料交換やメンテナンスを行うための空間であり
そもそも、炉心を保護するほどの「強度」にはなっていない
下部構造は、コンクリートの厚さが2m以上もあり、ジェット機が追突しても貫通させることが出来ないほどの強度を持っている(バンカーバスターなんかは別なw)
炉自体の容器も格納容器も高強度な鋼鉄製のおかげで、脆く薄い原子炉建屋上部と違う
衝撃的な映像が爆発時には見られたが、原子炉そのものを包んでいる構造としては問題はない(長期的な放射線による強度低下を鑑みてもだ)

しかし、大量に注ぎ込んだ冷却水の漏出、また沸騰水型原子炉のデメリットであるタービン建屋は、炉心から直接蒸気を送る構造のために完全密閉されているわけではない
炉内の圧力に耐えられても、構造上では地震に耐えられなかったということ
いわゆる「別棟」とし構築されている限り、そういった事態は想定内ではあったが
それを超える地震と津波であったので、今回の事故となった

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025 2011/03/27(日) 10:12:39 ID:hu8C4fXuQI
文字数に引っかかったorz

原子炉には、核爆弾製造用(プルトニウム製造)の原子炉もあれば
今回の「水」を使用した発電炉もあり
また、福島のような「沸騰水型」も、スリーマイルの「加圧水型」
1次冷却水が普通の水である「軽水炉」も重水を用いた「重水炉」もある
原子力空母や原潜などのように、核燃料のウラン235の比率を高めて、運用上において核燃料交換の頻度を下げた原子炉もある
また、国内の原子力産業界でも、同様にウラン235の同位体比率を高めて、20年くらいは核燃料の交換が不要な炉を設計している所もある

旧ソ連のチェルノブイリは、冷却系が別系統であり、中性子の減衰(臨界に使える中性子エネルギーにする方法)に「燃える黒鉛」を使ったこと
当然、圧力容器なども無いし、そもそもチェルノブイリもスリーマイルもどちらも「人為的ミス」が根本である
経緯はそれぞれネット上の情報を観れば判るだろう

福島原発の事故は、天災と、その対応を後手に回してしまった「人災」のどちらも存在すると考える
先日、炉心から漏れたであろう冷却水に足首を突っ込んで、β線熱傷という放射線障害を発症した孫請け業者は、「人災による被災者」であることは間違いない
世の中には、原発専用の業者が存在して、原発の建設、管理などのために各地の原発を転々とする俗称「原発ジプシー」と呼ばれる業者(当然下請け業者)が存在している
彼らは常に、原発における作業に従事し、放射線被曝を受けながら仕事をしている方々だ

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026 2011/03/27(日) 10:22:56 ID:hu8C4fXuQI
放射線による、人体への障害発生に関して、「どの程度の線量」から発症するかが正直なところ「判らない」と表現した方が良い
今回のβ線熱傷やもっと強い放射線被曝による中枢神経症状のような急性障害から、将来の発ガン等の可能性も含めて、人体に影響するタイムスパンも長い
放射線被曝が有れば、人体のどこかで何かの物理学的な反応が存在することは確かであるが
人体そのものの修復機構や、放射線耐性という事象に関して厳密な「一線」を引くことが出来ないのが根本的に「理解しがたい」理由の一つ
少なくとも原発から漏れ出た放射性ヨウ素の飲料水への混入と検出、またその飲料水からの障害発生は皆無と言って過言ではない
幼児や、乳児のような、細胞活性が高く、また成長過程にある各種器官(今回は甲状腺)に対する懸念から、「念のため」の暫定基準を元に「指導」が入った程度である

放射線が「DNA」を傷つけること、また傷ついたDNAが破棄や修復もなされずに、細胞分裂を行って発ガンに至ることも否定できない
しかし人体の構成要素の6〜70%の「水分」が、放射線と相互作用することによって発生する、「活性酸素」などのラジカル(イオン)の化学反応によって、DNAが損傷するほうが遙かにファクターとしては高い
γ線やエックス線、中性子線などを電荷を帯びていない放射線を「間接電離性放射線」と呼び、α線やβ線のように、電荷が有る放射線を「直接電離性放射線」と呼んでいる
それぞれの「特性」や「相互作用」が違うために、シーベルトなどの比較的新しい単位が作られた
ヨウ素のように、甲状腺ホルモンの主要成分として人体に吸収されて蓄積する放射性物質の生理学的問題も大きい、今回のはそれを気にする方が「身体に毒」という程度である

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027 2011/03/27(日) 18:09:20 ID:jWqSOLHcbg
放射性物質を素粒子レベルで分解して
比較的無害な物質に作り変える理論とか技術ってないの?

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028 2011/03/27(日) 19:47:59 ID:Wc6STcnfj6
>>72
無い

原子核に内包される余剰エネルギーの放出で、確率論的な現象>放射能
加速器を使って、分解は出来るが
そもそも、対象となる物質の量(数)の桁が違う
ドラえもんの道具か、イスカンダルのコスモクリーナーDでも有れば別だがw

プルサーマルと呼ばれる、原子炉で出来てしまうプルトニウムを核燃料に転用するのは
プルトニウム(239で半減期2万4千年)を意図的に核燃料にして消費しようとする技術
危険性は否定できないが、ただ放射性廃棄物として処理し
半減期以上の年月を待つ必要がない、有る意味「逆転の発想」
MOX燃料を作る際に、また放射性廃棄物は大量に出てしまうけどな

とにもかくにも、これほどの「リスク」を抱えた電力事情と
それに甘んじて、危機管理体制を後手にしている電力会社の問題
放射性廃棄物処分にしても、「後で考えれば良いや」的な発想で
根本的な解決には未だ至ってない

現政権である民主党を擁護するつもりもないが
こういった「諸問題」を抱えつつ、原子力行政を進めた旧自民党政権にも問題がある
今回の原発事故に関して、野党自民党からの追及に関する報道が無いと言うことは
「そういうこと」だ

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029 2011/03/27(日) 22:11:43 ID:jWqSOLHcbg
ダイオキシンやアスベストの無害化の技術が発見されたように
放射性物質の無害化も出来るようにならんもんかなぁ?

人類の不老不死とかより確実に出来そうな気がするんだけど。

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030 2011/03/28(月) 00:44:27 ID:3hUbio6OEk
>>29
だからさ、無いって

ダイオキシンは「ダイオキシン類」という化学物質の総称だが、高熱で分解が出来る
アスベストは「鉱物」由来なので、溶解処分となる

放射性物質は、前述の原子核の反応である
例えば、化学のモルという単位がある、アボガドロ数のアレ
ヨウ素131で、131g有るとすれば、その数は「6.02×10^23個」となる
この膨大な元素と、その数をどうやって無害化するのか?
まだ、ヨウ素131なら半減期が8日ほどであるから
1ヶ月ちょっともすればヨウ素131としては1/16以下となる
しかし、半減期の長い元素、セシウム137では約30年から無理に近い
原子核への作用は、加速器などを用いるしかないうえに
それによって、更に他の放射性物質(増やしてしまう)となる可能性もある
そもそも、膨大な放射性物質を処理できる施設などない

スタートレックの「転送」でも出来れば、何処か影響のでない所へ送ってしまえば良い
また、タイムマシンのような装置があって、目の前から消えなくとも「放射性物質の時間を進める」ことで事実上「放射能を消す」ことは可能だろ

無害化出来ないからこそ、ガラス固化などで環境からの影響を少なくして
また、地中深く、また安定した岩盤などへ封入するしかない
地震大国の日本では、これらは恒久的に安全とは言えない

それとも「実用的な超能力者」にでも頼むか?

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031 2011/03/28(月) 03:08:58 ID:NH.ah68GTY
>>GIさん
すげぇ物知りやぁ。
で教えてほしいんだけど、あなたの見解では今後の展望はどうなんだろう。
運や神頼みでどうにもならんし、放って逃げても解決しないですよね?

このままで一進一退して1〜3年後ぐらいには収まるのでしょうか?
で、仮に治まったとして予想される実被害はどういった形に現れるのでしょうか?
また、その後の第一原発の処分?廃炉?の方法はどうするのでしょうか?

それともこうなってしまっては有効な解決法なんぞ無くこのままジリ貧でダダ漏れて行って
作業員が死んでは交換していって、そのうちアボーンってなるんですか?
で中性子?なんかが大量放出して終了とか?ですか。


個人的な見解で結構ですので方向性を教えて下さい。

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032 2011/03/28(月) 09:24:12 ID:zLEmc8xeZU
>>31
あくまで個人的見解

http://www.ne.jp/asahi/ma/ru/energy/hairo.htm...
上記のアドレスに具体的な試算があるが
今回は、炉心の破損という極めて大きな問題というか廃炉に対する「壁」が存在するので適用できるかは全く不明

まず、破損している核燃料とそれらを内包する炉及び格納容器、原子炉建屋の修復
冷却システムの修復と、出来ない場合のシステムの再設置
施設内に漏出している汚水など、放射性物質の汚染除去及び拡散の防止
作業に対して、人体への被曝が極力避けられることも前提条件
「露天状態」の原子炉建屋上部構造の再構築(修復&建築)も最優先事項だろう

以上を行って、制御室や監視システムの修復&強化、外部周辺の環境モニタリング施設を増設&設置
それらと同時に、炉心及び使用済み核燃料の冷却を引き続き行う
勿論、冷却水での循環冷却を行わなくて済むレベルまでにレベルが下がるまでという意味
破損している炉心の核燃料は相当に危険であろうから「廃炉」という選択肢は避けられないだろう
数年以上で冷却循環という作業を行い、危険性のある強度な放射性物質の減衰を待つ
その程度が、どの程度の長期間であるかは、前述の通り機器の回復や測定を注視(監視)しながら行う
有る程度、放射性物質の減衰&減弱が認められたら
破損していない、使用済み核燃料と、同じく破損の無い燃料棒を除去&洗浄
これらは、個別に再処理などを行う
原子炉建屋自体が既に放射線を防護する施設であるだろうから、チェルノブイリのような「石棺」の必要性は無いだろうが
全ての外部へ繋がっている配管などの老朽化とそれに伴う漏出の可能性がある施設の改善及び撤去
膨大な、しかも強度な放射線環境に晒されていた、放射性廃棄物の処分を勘案すると
やはり、現状のまま前述及び後述の対策を行って、「炉自体の密閉」による廃炉が適当かと思う

施設外、農産物や圃場、市街地など福島県内は勿論であるが周辺地域での汚染状況の確認と、場合によってはさらなる拡散を防ぐための科学的薬剤散布及び除去
ともかく、これ以上の放射性物質の施設外汚染の防止は最低限の施策だろう
対処の順序などは変わっても構わない

返信する

033 2011/03/28(月) 09:40:05 ID:zLEmc8xeZU
それと・・・

現状、明らかに東電の電力需給対応は欠如しているから
「周波数の壁」を考慮して周波数変換を行う大電力施設の設置と、西日本からの首都圏への給電を行う(いわゆる「ヤシマ作戦」の発動w)
今のままでは、確実に夏場の電力需要は賄えない上に、冷房施設の稼働不能により
作シーズンに多発した、高齢者などの熱中症患者の増大及び死亡者数の増加は避けられない
また、今行っている計画停電による経済損失も当然大きく波及するのも不可避だ

全国の原発施設の、全ての対策の見直し(原子力政策を含めて)
今更「原発の新規建設」は設置する地域も国民のコンセンサスは得られないのは確実
そもそも「間に合わない」のも当然だが
当分は、計画停電を停止できる方向性で電力を賄いつつ、節電を国民レベルで行って
東電の管轄地域への電力配給へ前述の通りに行う必要性は不可欠
停止している火力発電所には、二酸化炭素放出は致し方ないが再稼働の方向を模索
東北電力や、北海道電力には今暫く頑張ってもらって、特に北海道電力から本州への送電設備も補強補完の必要性はある

電力施設の再構築と電力需給に対応できるまでは、混雑などは致し方ないが
ハイブリッドカーなどへの助成制度も含めて、エコを推進してエネルギー消費の少ない方向性を更に見直す必要もある
物流システムとしてのトラック輸送を考慮して、逆に大排気量マイカーなど非エコカーへの増税も検討対象かもしれない
電力に依存する車両(電車)などへは、特に都市圏での普及に関しては阻害要素となってしまうのでこれも少しの間は普及を抑えて我慢すべき
不要不急の電力消費を押さえつつ、正しい情報と倫理観に基づいた行動を促す
電力低下に伴う夜間の治安低下を考慮して、警察や公安組織にも動いて貰わねばならないだろう

返信する

034 2011/03/28(月) 09:42:34 ID:zLEmc8xeZU
原発事故に関する補償に関しては、なるべく「税金の投入」は行わないで欲しい
同じ税金の投入や、増税を行うなら、東北の被災に対する(勿論福島県もだ)対策に充てるべき
今回の原発事故に関する「補償の相当額」は「東電による補償」を求めたい
それは東電社員には可哀相だが、経営幹部の引責辞任は勿論許されず
事の重大性を鑑みて、事態の収束を検討しつつ、金銭的負担を行って貰いたい

一部「東電の国有化」という声も有ろうかと思うが、ここで「甘やかす」ような態度を国策として行うことは「企業」という東電に対して、その体質改善を阻害すると思われる
経済活動、特に対外国企業ではない、純国内需要に対して企業利益を行っている「会社」である
せいぜい「倒産寸前」までは無理を強いるべきだ
東電に限らず、全国の電力会社での「企業体質」を見直す意味では「善処」の方向性を模索して欲しい

あ、忘れた・・
原子炉施設に対する対応策は、もはや国内の識者でも対応が不可能である
IAEAや核開発の先進国である米国(米軍)や諸外国などの、実績有る機関や組織に依存して、全対応を模索するべき事態とも考える
その上で、前述の「廃炉」への方針と具体策を練って、実行する必要があるのも勿論だろう

んなとこか?

返信する

035 2011/03/28(月) 10:22:28 ID:Us7U07HcHk
ありがとう。
少し気分が落ち着いたよ。

返信する

036 2011/03/28(月) 18:47:36 ID:va7wYOJ2nk
半世紀〜一世紀以内の期間で
ぶっ壊れた一号機から四号機までの建屋から原子炉本体まで
さっぱりと解体して更地にすることって可能ですか?

返信する

037 2011/03/28(月) 23:03:10 ID:3hUbio6OEk
>>36
今日の報道で、注水した冷却水が破損した核燃料を溶かし込んで
しかも、タービン建屋どころか、「放射線管理区域(法的な制限区域)」を超えて漏出していることが判明しました
炉心の破損から最悪のメルトダウンまで起こした可能性を考えると
注水&冷却は致し方なかった「対応」とは思いますが
汚染された冷却水からの放射線量が、1000ミリシーベルト毎時以上とのこと
単純計算で7時間に渡って被曝すると致死線量の7シーベルトに達するほどです
この汚染された冷却水の「量」と、溶け込んでいる放射性物質の定性&定量分析が必要です
汲み上げることも必要ですが、従事する作業者の被曝はこれまで以上でしょう
やはり、状況を勘案して対応しなかった、後手に回ってしまった「結果」の一つで
汚水を科学的な薬剤等を投入して、溶け込んでいる放射性物質を「凝集」させる作業や
またさらなる浄化を行う為の「設備面の対応」も必要でしょう

ということで
更に困難な状況になりましたが
前述の汚水に関する「情報」も無いために具体案は出せませんが
まず、人体への被曝を防ぐ何らかの防護対策(鉛等のシールド)は勿論で
これは、「先の見えない状況」になってしまったと思われ・・・
施設内の地下に溜まっている汚水処理が今は最優先事項になった感は有ります
更に深く、土壌への漏出&浸透、また海水への漏出も懸念事項です
さらなる環境汚染は、より広く甚大な汚染へと繋がりますからねぇ
原発を中心とした海産物への実被害と風評被害の両者が更に拡大されます
10年単位での継続的な対応が必要かも知れない
どうしたもんだか・・・

さて、「更地化」は個人的見解では「無理」でしょう
これこそ、半世紀以上かかるかも知れない
事故を起こした原発跡地には誰も住みたくないわな・・

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038 2011/03/29(火) 02:38:45 ID:65hzvQQthQ
放射能汚染された土壌に遺体、とどめのプルトニウム検出。
最悪2万5千年の死の荒野になる日も近いか?

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039 2011/03/29(火) 03:14:51 ID:GUlxk.7FxA
>>37
GIさん、昨日質問させて頂いた>>31です。
教えて頂きましてありがとうございます。勉強になりました。

そして更新情報として今日、プルトニウム検出とありました。
これはほぼ王手に入ってないですか?詰将棋でいう所のあと何手かで詰まる、みたいな。
出てはいけない物質の1つが出ていたようで、管理区域外の漏えいと合わせて隠しきれない状況になって来ています。
おそらくは3号機さんなんでしょうがどう思いますか。
ある意味想定内ですか?
はたまたヤバイよ、これはヤバイ!なのでしょうか?

稚拙な言葉ですみません。
解説のほど、宜しくお願い致します。

震災直後
安心<--○-------------------->オワタ

震災1週間後
安心<------------------○---->オワタ

震災2週間後
安心<-------------○--------->オワタ

昨日まで
安心<------○---------------->オワタ

今日
安心<---------------------○->オワタ

↑どうですか?

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040 2011/03/29(火) 08:15:47 ID:7lCnwhcQd2
>>38&39氏へ
残念ながら検出されてしまったプルトニウムとその同位体ですが
一部は、核実験時に飛散したプルトニウムも含まれていることを勘案しても
確かにプルトニウムの漏出が確認されたのは極めて遺憾です
それと半減期、半分になる年月が「2万4千年」であって
実際にこれが影響のないレベルまで下がるのは、「約4万年」ほどはかかるでしょう
かといってプルトニウム、239においては「α線放出核種」であり
「肺」などへの吸入と「内部被曝」が無ければ、「γ線放出核種」に比べると個人的には未だ「安全」なレベルと考えます
そのあたり、現状において「プルトニウムの検出」より、漏出し大量に汚染された「冷却水」の方が極めて大きな問題と考えます

今朝のニュースでは、流石に東電も案の定というか、諸外国へ「助け」を求めたとのこと
当初から、アメリカなどから支援などの提案が有ったのは、どの程度の問題に対する対策だったかは定かでありませんが
此処まで事態が悪化して、東電自体に「泣きが入った」と言わざるを得ません
これで、少なくとも東電の「破産」は確実になったと考えます

ということで、「王手」のような印象のあるプルトニウム検出ですが
漏出した冷却水、多分「膨大な量」と思われますが
その対策の方が「最優先」で、同時に炉心及び使用済み核燃料の冷却循環システムの再構築が急務で有ることに変わりはありません

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041 2011/03/29(火) 08:16:48 ID:7lCnwhcQd2
プルトニウムは、本来は自然界に存在しない元素です
いわゆる超ウラン元素であり
それは、ウラン238で半減期が45億年ということを思うと
それ以上、ネプツニウム以上の超重元素は、全てそれ以下の半減期となります
かつて、太陽系以前の恒星系による、超新星爆発時に作られたウランより重い元素は
その全てが、半減期より遙かに長い時間によって「消えた(例えば鉛になったり)」わけです
プルトニウムの生物への問題は、その長い半減期と
前述のように内部被曝してまったことによる「発ガン性」への危惧です
極めて少量でも、先のモル数のごとく、長期間に渡って細胞へ直接影響のあるα線を出し続けることで「危険性」を示します
α線放出核種は、内部被曝を防げば問題有りません、空気中でもα線の殆どは数センチ飛んで空気の主要成分と相互作用の後に消滅(安全なヘリウムガスになる)します
α線(荷電粒子線)が他の物質と相互作用して微弱なエックス線が放出される現象も有りますが
まぁ、現状においては放射性物質からのγ線への懸念が「最悪の事態」と思われます
少なくとも、今は「漏れ出た汚水量の確認」が、対応策への「手始め」でしょう

個人的見解は、今日として
安心<---------------○-------->オワタ
このくらいか?
冷却水の漏出が止められなくて、例えば海へ流れていけば・・・
安心<---------------------○-->オワタ
か?
東電という民間会社としては、既に「終わって」ます

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