>>21 六ヶ所村じゃなく、東海村な>臨界事故
本来は少量ずつ装置に放り込んでウランの化学反応を起こさねばならいのに
一気に、しかも大量に貯めることが出来る容器にウラン溶液を放り込んでしまった
しかも、冷却用の装置のために、容器を囲むように冷却水で覆われていた
魔法瓶のような構造だ
その冷却水が中性子を反射させてしまうために
大量のウラン溶液が臨界反応を始めてしまって、容器内の中性子反射も有り
冷却水を抜いて、中性子反射を止めて、ウラン溶液の臨界を止めなければならなかった
福島原発の今の状況としては、炉心溶融は起こらないように冷却が開始された
冷却水が少なくなって、炉心の底に溜まっている程度になっていて
しかも、炉心の溶解と、炉内部の冷却水との水蒸気爆発は想定されていたが
冷却が行われている限り、これ以上の爆発的な事象は起きない可能性が高い
しかし、汚染された冷却水が、何処から何処へと漏れているか未だ判然としない
どっかに書いたが、核分裂反応が連続で起きる事は「臨界」と言うが
核兵器の場合には、核物質を圧縮したり、意図的な中性子発生行って「超臨界」という
一気に臨界の規模が大きくが進んでいく事を言う
原発では「超臨界状態」にはならないので、「核爆発」は起きないが
チェルノブイリは、冷却水による「水蒸気爆発」は発生してしまった
福島原発の原子炉建屋の上部構造を吹き飛ばしたのは、炉内部から溶けた被覆管が冷却水と反応して発生した「水素」が爆発したために「原子炉が爆発した」ように見えた
格納容器や、炉心に冷却水を押し込むのに苦労するような「内圧」が発生していたために
いわゆる「ガス抜き」を行ったためだろうか
内圧が下がらねば、冷却水の注入も出来ない
本来の、「冷却システム」もしくは、後付けでも良いから、同様の冷却水を循環させて冷やすシステム構築が行われて
常時炉心冷却が行われなければ安心できない
しかも、それは数年単位で炉心が完全冷却できてからだろう
唯一の救いは、どの炉でも核反応が制御棒によって止まっている事だろう
それ以外は「最悪」だけどな・・
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