経営者や管理職にサイコパスが多いことが判明。


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001 2014/10/03(金) 23:57:14 ID:Vx3HHKmpHg
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52174518.htm...

皆もうすうすは感ずいていたかとは思うがやはり支配者階級に行くほどサイコパスの
割合が高くなるもよう。
なぜ世界は一部の偽善者によって支配されるのか。
それはサイコパスが人を蹴落とし、のし上がる才能を持っているからであり、他人の心の痛みを
考えず、人を操る才能に長けているからである。
政治家、細木和子、悪徳弁護士、誰も世のため人のため、あなたのためだといいながら理不尽を
納得させ地位、権力、金を貪る。
知能の高いサイコパスは巧妙に自分を偽装することが出来る。同情しているように見えて心の中では
どのようにして相手を操るかを考えている。
こういう人間の存在を考えない限り人類社会の根本的問題を解決するのは困難だと思う。

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002 2014/10/04(土) 02:11:32 ID:tSDcypQmaY
パス。

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003 2014/10/04(土) 08:10:29 ID:OYJDpxj82c
先日、この記事に出てくる『サイコパス 秘められた能力』を読んだ。
サイコパスが人間社会の中で淘汰されずに一定割合存在するのは、進化生物学的にみて妥当だ
という主張とその論拠がなかなか面白かった。

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004 2014/10/04(土) 18:57:44 ID:itSCxju2Kw
それは人類社会に有用な影響をもたらすからか?
それとも単に子孫を残すことに優れているからか?

協調社会の中での裏切りは一人勝ちに繋がる。
裏切り者が淘汰される方が不思議にも思う。

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005 2014/10/04(土) 20:18:28 ID:OYJDpxj82c
「目的を果たすにあたって、状況を(心の葛藤無しに)合理的に判断し、常に冷静沈着で失敗を恐れない」
ような気質をサイコパスの特徴と捉えるならば、彼らは人類社会に有用な影響をもたらすだろうというのが、
『サイコパス 秘められた能力』の著者ケヴィン・ダットンの主張。
ダットンはその例証として、>>1の記事中で「サイコパスが多い職業トップ10(英国調べ)」5位の外科医に
言及している。

性淘汰がらみでは、心理学者のピーター・ジョナサンと同僚たちの発表した論文を引き合いに出したくだり
が興味をかきたてられた。
論文の題は「ジェームス・ボンドは何者か 闇の三位一体と工作員的社交スタイル」。
特有の人格的三位一体(ナルシシズムの特徴である人並み外れたうぬぼれの強さ。サイコパシーの特徴であ
る恐怖心の欠如、非情さ、衝動性、スリルの追求。マキャベリズムの特徴である不実さと、人を食い物にす
ること)を備えた男性は、じつは社会の一定の階層では独力で大成功できる。しかも、そうした特徴の度合
いが低い男性に比べて、性的な関係にある相手の数が多く、行きずりの短い関係を好む傾向が強い。闇の三
位一体は相手が男性ならハンデになるが、相手が女性ならかえって心拍数を増加させ、遺伝子の増殖の可能
性を増大させるかもしれない、とジョナサンは主張する。


「協調社会の中での裏切り」的な文脈では、ダットンも数理モデルとしてお決まりのゲーム理論に進み、「目
隠しチキンレース」、「共有地の悲劇」と定石を踏んでいくが、それだけでは終わらない。
進化を模倣した数理プログラムに各種の淘汰圧とサイコパスの特徴をぶっこんでシミュレーションすると、
実際の(一般人口に対する)サイコパス存在比率に近い値に収束したとか。

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006 2014/10/04(土) 22:38:18 ID:itSCxju2Kw
工作員的社交スタイルってのが巧妙に自分を偽装する能力ことをいってるんだろうか?

サイコパスの定義ってのがおそらくスコアで評価する方法しかないんだろうが、
低知能と高知能のサイコパスではまるで別物の印象を受ける。
衝動的感情的なのか冷静冷淡合理的なのか。

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007 2014/10/05(日) 01:36:42 ID:zFEYzMFpYk
もちろんサイコパスであるかどうかの判定はスコアによるスペクトラム評価なので、線引きに恣意性がつきまとう。
それはそれとして、サイコパス気質と知能は全く別のスペクトラムとして扱わねばならない。
ダットンも脳機能に関する各種ボリュームつまみの混同を危惧しており、サイコパスにおける成功者と犯罪者を分
かつファクターは「反社会性のつまみ」であると論述している。
ダットンの論に倣えば、「平均よりも高い知能を持つサイコパシー傾向者は、正常なテスト結果が出るように皮膚
反応を制御することができた一方で、知能が低いサイコパシー傾向者は、サイコパス特有の皮膚反応を示した。」
というベイトの論旨は、つまるところ「高い知能を持つ者は、皮膚反応を制御することができる」ということにな
り、これが本当ならば最早サイコパスというよりもサイキック(超能力)と呼べる能力。
実は、ダットンも皮膚電気反応測定により共感能力を調べているが、見解がベイトと異なる。
「サイコパスは人一倍共感力が強い。しかし、感情シグナル伝達の途中、前頭葉および側頭葉の一部で伝達遮断が
起こるため、その後の知覚的処理が行われず、結果として非情な振舞いになる」と考察し、自分の脳の当該部位を
経頭蓋磁気刺激することにより、サイコパスを擬似体験したダットンに一票入れたい。

ちなみに、学術的にはサイコパスチェックリストでも「感情の欠如」が主な特徴とされているので、「感情的なサ
イコパス」という言葉は論理的な矛盾を孕む。

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008 2014/10/05(日) 02:23:45 ID:us1EZ5dpQU
サイコパスの特徴として衝動性が挙げられるけど、それと感情の欠如がどうしても結びつかない。衝動ってのは感情がわくから起るものでしょ?
感情が欠如しているなら、平坦な人生をおくるはずだ。

話は変わるが経頭磁気刺激でそんなことまで出来るようになってるんだね。
ただ鬱病治療の背外側前頭前野への刺激は、薬物療法に取って代わるほどの効果は報告されてない模様。現在の薬物ほどしか効果がないということは、プラセボよりちょっとマシってくらいだ。
これは磁気刺激法に問題があるというより脳の部位、ターゲットに問題があるということだろうか?どうおもわはります。

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009 2014/10/05(日) 07:34:21 ID:6w4ut3mhrY
「サイコパス」を単なる性格的特徴ととらえている人と、まるで異常者・犯罪者であるかのように捉える人とで印象に大きな差がある話だな。

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011 2014/10/05(日) 09:49:47 ID:zFEYzMFpYk
心理学の分野においては、「衝動性」を測定する指標に、複数の下位尺度があるらしく、これまで多くの
研究がなされてきたが、 どのように定義し、 測定するかについてさまざまな観点があり、「衝動性」は未だ
明確な用語ではない。
いきおい、サイコパスチェックリスト上の一項目である「衝動性」も、訓練された専門家による評定が要
求される。
サイコパス概念を語る場における「衝動性」の下位尺度として、「危険を冒す傾向」「素早い決断」「計
画性の無さ」「反応抑制の失敗」などが挙げられるが、ダットンは著書の中で、「計画性の無さ」「反応
抑制の失敗」を不適切な尺度と断じている。「カッとなってやった」タイプの殺人犯はサイコパスにあら
ずと。

脳機能研究は動物代用実験が困難な分野だけに、歩みが遅い。
神経科学界における、特殊症例から脳の部位特異的な機能を詳らかにする研究スタイルの確立は、V・S・
ラマチャンドランの功績に負うところが大きいが、名著『脳のなかの幽霊』の出版が1999年。
うつ病と背外側前頭前野の機能低下との関連が研究者の共通見解となったのが2000年代。
脳疾患の解明と治療の歴史はまだまだ日が浅いので、これからの発展に期待したい。


>>「サイコパス」を単なる性格的特徴ととらえている人と、まるで異常者・犯罪者であるかのように捉え
>>る人とで印象に大きな差がある話だな。

まさに、そこがサイコパシー・チェックリストをめぐる論争の争点
ここ最近、異常者・犯罪者であるかのように捉える人は、どちらかというと形成不利。

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012 2014/10/05(日) 20:09:03 ID:us1EZ5dpQU
>>脳機能に関する各種ボリュームつまみ

この言葉の意味をよく知らないけども、サイコパス自体も複数のボリュームの複合体ということだろうか?

>>衝動性-(「危険を冒す傾向」「素早い決断」「計画性の無さ」「反応抑制の失敗」)

確かに後半二つが無くなれば、感情の欠如のイメージに合致する。
しかし感情の欠如という表現は本当に曖昧だと思う。人間は感情の坩堝。
感情の無い行動なんてありえるんだろうか。自律神経系による行動と殆ど習慣化されたような
行動のみ感情が無いようなものとしてイメージされる。
人間的行動はそれがどんなものでも感情は伴うとおもう。
サイコパスしか知りえない感情も勿論あるだろうな。

詳細な脳地図-機能地図が出来ればもっと論理的に個人個人の行動を説明することができるようになるだろうな。

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013 2014/10/05(日) 20:53:30 ID:zFEYzMFpYk
例のJournal of Forensic Psychiatry and Psychologyに発表された論文
http://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/14789949.2014...

通読したわけではないし、内容を租借する専門知識も持ち合わせていないのだが、概ね次のようなコン
クルージョンであると解釈した。

『知能の高いサイコパスは感情のコントロールに長け、規範的あるいは共感的な応答を生成することが
より可能である。このような調査結果は、サイコパスの知能にスポットをあてた研究が、一般サイコパ
スの治療法や、強い犯罪傾向を示すサイコパスの更生プログラムに、重要な示唆を与えるだろう。』

感情的な刺激に対して高IQサイコパスが顕示する一連の自律神経反応を、「共感力の偽装(共感力欠如
の隠蔽)」と断定する文言は論文中に見当たらなかった。「知能による共感力の補填」に由来するもの
と考えるのが筋だろう。

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015 2014/10/06(月) 19:56:43 ID:uL7VOifGwI
>>この言葉の意味をよく知らないけども、サイコパス自体も複数のボリュームの複合体ということだろうか?

勿論「ボリュームつまみ」とは、ダットン流の比喩。
単に、脳の特性を表す際の「IQ」や「共感力」といった独立したファクターの振れ具合を、つまみの設定に
擬えているだけのこと。


「脳地図」というとペンフィールドのホムンクルスを想起する人も多いことと思う。
体の各部位からの入力が、感覚皮質のどの部分に投射されるかを示した地図。
この地図をもとに、幻肢痛に悩む四肢を失った患者たちの観察から、ニューロンのドラスティックな可塑性を
発見したのが、前述のV・S・ラマチャンドラン。
しつこいようだが、『脳のなかの幽霊』は神経科学啓蒙の名著。

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016 2014/10/06(月) 21:47:30 ID:vPBQIQo0W.
細木和子...

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017 2014/10/10(金) 21:35:38 ID:B44vhuKHDo
>>8
>感情が欠如しているなら、平坦な人生をおくるはずだ。

「他人の感情を理解する感情(能力)が欠如している」という事であって、自分の感情が無い(足りない・欠如してる)わけではないんじゃない。
「普通」なら、相手の痛みを察してあまり酷い言葉を使わないようにしたり、自分の欲求を抑制したりする。
サイコパスの場合はそれが無い(足りない)から自分の感情に従って酷い言葉を使ったり自分の欲求をゴリ押ししたりする。
また、十分知能が高ければ、自分の感情・欲求を通すために相手を心理的に操作しようとする。
そのとき、「感情を表に出すのが目的達成のためには不利益だ」と判断すれば感情を抑えた演技もするだろう。

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