>>17 たとえがおかしいので何を言いたいのか不明瞭。
本能を超えた、という表現が気に入らないなら、
「本能とは違う行動」と言い変えても良い。
動物は本能で、
1、自分の遺伝子を守る
2、1に反しない限り自分の個体を守る
3、1・2に反しない限り、自分の同族を守る
という行動理念に基づいていると見える。
(ただし、3については種によって濃い薄いはある)
自分個体よりも遺伝子を優先する(例えば親鳥が囮になって雛を守る)のは、
人間が受ける印象(犠牲的精神、親心)ではなく、本能的なものだろう。
例えば自分が貧弱で種の中で比較して劣っていようと、あらゆる個体は
自分の遺伝子を残そうとする。それは本能だ。
だが、人間だけが「思想」という別基準を持っており、子供を残さなかったり、
自分の子供を殺したり、自分を殺したり、同族を殺したりする。
ライオンの雄がハーレムを奪った時、前の雄の子を殺すのは、「1」の為だ。
フクロウの親が死んだ我が子を他の子に餌として与えるも「1」の為だ。
ちなみに、自分の子ではなく同族を守る為に我が身を投げ出すのも、
そうする事で我が身・我が子の生存率が上がるからだという風に感じられる。
犠牲的精神、献身的精神とは相容れない本能的な行動理由だろう。
あらゆる意味で、人間的な「自殺」をする生き物は他に居ない。
と言う事は、「人間が人間として他の生物と差を持つ部分」つまり「知能」が
自殺の原因であると考察するのは理の当然だと思う。
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