ホーキング博士は、知的生命体がある程度の文明まで行くと、宇宙時間でいう一瞬のうちに、生活圏の
循環を狂わし、自滅してしまう。といったそうです。
つまり宇宙人が地球に来ない理由のひとつは、自滅してしまっているからというのです。
さらに彼らとのコンタクトは、破滅的結果を招きかねないので、してはいけないとも警告しています。
しかし私は地球外知的生命体が地球にやってこない主な理由は他にあると思います。
それは、恒星間移動してまで生存圏を広げることが現実的でないということが挙げられると思います。
光の速さで何年〜何億年もかかる距離を宇宙船で移動することが果たして現実的でしょうか?
少なくとも宇宙船の中にいる間は外から資源を得ることはできませんし、その間は、宇宙船の中の資源だけ
で循環系を保ち命をつながなくてはいけません。
しかし何年〜何億年?もの間閉鎖環境の中で暮らしていけるだけの技術を持った知的生命体が、新しい
フロンティアを探す必要があるでしょうか?
恒星間移動できるだけの技術を持った知的生命体は、あらゆる自分たちの問題を既に解決していると思います。
つまり恒星間移動できるだけの技術をもった文明は、すでに恒星間移動する必要がなくなってしまっているのだと私は思います。
さらに彼らはあらゆる生命の本質的問題にも挑み解決策を導き出していることでしょう。
それは生命の侵略的本能をコントロールすること、苦痛や怒り悲しみといったネガティブな感情をコントロールする方法
です。
人間の文明がここまで進むのに、理性、未来的思考、予測能力、利他的な行動を善と感じる本能(助け合い)、
は不可欠でした。つまり高度な知性を持った文明、はおそらく進化上、侵略的ではないのではないかと思うのです。
皆さんは地球外知的生命体はどのような存在でなぜ地球にやってこないかと思いますか?
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