プルトニウム　Pu 永い永いおつきあい

ウラン＝ウラニウム←ウラヌス（天王星）
ネプツニウム←ネプチューン（海王星）
プルトニウム←プルート（冥王星）

ギリシャ神話と惑星の名に因んだ命名であるが、
この命名（地獄の王の元素）は奇しくもぴったりである。

ウラン鉱石中に微量含まれる。
このことが知られる前は完全に人工のみの元素と見られていた。

原子番号９４である。
電子が９４個つまり陽子も９４個、
そして中性子の数にヴァリエーションがあるため数種類の同位体が存在している。
（プルトニウム２３８、２３９、２４０、２４１、２４２、２４４）

例えば、原子炉内でウラン２３８が中性子を捕獲してウラン２３９になり、
ウラン２３９からプルトニウム２３９が出来る。
原子炉内では他のプルトニウム同位体も出来る。

プルトニウムは強いα線を出すためWHO（世界保健機構）のIARCから発ガン性を警告されている。

原子核からα線（陽子２個と中性子２個からなる粒子＝ヘリウム原子核）が放出されて
ウラニウムになる現象をアルファ崩壊と呼ぶ。

プルトニウム２３８の半減期は約８８年。

同２３９の半減期は約２万４０００年。

同２４０の半減期は約６６００年。

同２４１の半減期は約１４年。

同２４２の半減期は約３７万年。

同２４４の半減期は約８０００万年


画像は放射線を出して発光するプルトニウム。

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トムとジェリー

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