元々ヒトの脳だって単純な神経管だったものが進化して大脳を著しく発達させるまでに至ったのだから、
それと同じ道をコンピュータにも歩ませてやろうという発想かな?
バイオモルフみたいなソフトもあるし、人工生命ゲームの発展系と考えれば、SFチックではあるけれども
実現可能性はゼロではないと思う。
その場合、生物の進化には「DNAのランダムな突然変異」と「自然淘汰」が必須なわけで、それと同様な
事象をコンピュータの進化システムにどのように組み込むかが勘所になりそう。
「DNAのランダムな突然変異」に対応する事象としては、「無作為に元のプログラムの一部を改変し、再コ
ンパイルするプログラム」みたいなものが思い浮かぶ。
「自然淘汰」については、さしずめチューリングテストみたいなのをやって、よりヒトらしい挙動を示す
プログラムを間引いていくことで淘汰圧をかけるしかないように思う。
あと、
>>26の
「心があるかは認識する主体の問題だと自分は思う。」
という指摘は、的を射ているように感じる。
ロボット工学者の森政弘は、それを「不気味の谷現象」という概念で説明しようとしたし、SF小説作家
フィリップ・K・ディックは「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の中で人間と人工知能の境界線問題
としてを描いてみせた。
「自我、感情、心」の明確な科学的定義について考えると、悩んじゃうね。
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