遺伝子の不思議 親子はどこまで似るものなの？

子は親に似るといいますが。親から遺伝子を受け継ぐのであながち間違いではありませんが。

親が頭脳明晰なら息子も頭脳明晰なのだろうか。
親の運動神経が高ければその息子も運動神経が高いのだろうか。

確かに親と息子は顔が似ているし。親が禿げていればその息子も禿げているし。親がガンならその息子もガンになっているし。

なら親が凶悪犯ならその息子はどんなに善人でいようと思っていても心のどこかに親の悪の遺伝子が引き継がれているのでしょうか。
親の頭が悪かったらその息子は努力しても頭は悪いでしょうか。

遺伝子で肉体も精神も生まれたときに決まってしまうのでしょうか。

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性格の5割以上は遺伝で決まる。双生児研究では6割が遺伝という結論がでていた。
また性格、気質なんかは主に大脳辺縁系と前頭葉で決まる。
凶悪犯なんかは生まれつき前頭葉に支障があるなどの報告もある。
あと恐怖や怒りに反応する扁桃のはたらきもその人の人間性に大きく関与している。

また環境要因といっても、遺伝子の発現が環境によって左右されるという事があるので、本当の意味で遺伝子が関与しない性格？の割合なんてものはかなり狭まるのではないだろうか。
たとえば虐待を受けてもある特定の遺伝子を持ち合わせていると、病気？にはならないらしい。全うな人格が育つ。
逆に虐待を受けていなくても多重人格になったりする人もいるのではないだろうか？

最近ではどのような環境、教育をすれば優れた人格が育つかという、方法論にも科学的評価が入ってきてある程度道筋は出ているらしい。
しかしいくら教育を施しても、悪人というのは遺伝子の組み合わせによっては生まれてくるのではないかと思う。犯罪者の遺伝子や脳の研究がより積極的に実施されればその辺の対策も見えてくるはずなのだが。

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つまり理性だ何だかんだなんてヒトと特別視したがるが
基本はヒトも生物の遺伝と本能って奴に左右されてるんだよ

先天的なアミノ酸の組み合わせ順と体内化合物分泌量と
後天的な経験から来る記憶による体内化合物分泌量ってやつにね

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>>3
そうですね。
小学校だったかな？
人間は本能と理性を併せ持つ、なんて先生に教えられたけど
しばらく経って、所詮は動物、「理性」と都合よく定義した特性も
本能のうちのわずか一部分、と自分なりに理解するようになりました。

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動物の幾つかの種はヒト同様の高度な知的作業をするし、高度な会話もしている
鳥類の脳効率の高さは既によく知られてるよね
ネズミの一種は鳴き声で敵ですら個体毎に識別している
最近はタコが道具を使って盾替わりに身を守っていることもわかっている
まぁコレは先天的なのか後天的なのかまでは知らないが

脳波計抽出なんて予めどの部分がどういう働きをするか決まってるから
同じ場所に電流を当てて正常/異常を判定できる訳で

所詮はアミノ酸の順番と化学反応の結果
後天的獲得本能の容量が多いか少ないかだけのこと
その分ヒトの場合は先天的な防御・危機察知や体力を失っている
全部が一緒だと変化しないかわりに環境変化による適応もできない

つまりヒトが特別だと思うヒトが特別

>>1
確率
遺伝病と遺伝子治療なんかを知っておいたほうがいいね

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大したことない機能にすばらしい進化が行われていたり、
大事な事があまり進化してないことがあったり
人間の体の不思議な進化は、ほんと理解し難い。

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10年後、いや次の世代のＤＮＡはどんな進化を遂げるのかな
放射能で傷ついた染色体怖いね

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遺伝子は高効率で自己修復できるけどな

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「人の成長には先天的要因と後天的要因がある」（常識）

これを無理やり先天的要因一本に決めつけようとする　>>1 の議論は幼稚でムリ。

と猫のミーちゃんが言っていた。

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