>>309 全くその通り
まず、被災地域の広さが、根本的に違います
幸か不幸か、福島原発の東は広大な太平洋ですからね
それと、以前にも書いたように、実験から完全な操作ミスによる人災のチェルノブイリ
福島は、人災になってしまったが、古い基準により最悪の津波が襲来したこと
それによる設計ミスなどが重なって、しかも後手に回ったこと
そもそも、比べるべく事例じゃないんですよね
黒鉛炉と軽水炉の違い
冷却の為に炉心が水に浸かっていた福島とそうでなかったチェルノブイリ
黒鉛は、いわゆる炭素なので炉心の核反応による高温で燃えた
しかも、核反応生成物こと大量の放射性物質を上空に巻き上げてしまった
それ以前に、チェルノブイリでは「炉心の爆発(水蒸気爆発)」が起きてますが
福島の場合には、炉内で発生したであろう大量の水素が化学的爆発を起こした
原子炉建屋の上部構造体が3つの炉で崩壊したことは不幸ですが
圧力容器や格納容器、建屋そのものが根本から爆発したり崩壊した訳ではありません
事象として比べることに是非はありませんが
福島をチェルノブイリと同レベルに論じることは意味がありません
四半世紀もの前の事故と、古くても現代の原発事故です
せめて、スリーマイルなら検討比較の余地は有ると思いますが・・・
核燃料が飛び散ったであろうチェルノブイリと
殆どが、核反応生成物である放射性物質の広域(日本としては)への拡散&汚染は問題とは思います
チェルノブイリとの比較は、危機感を煽るばかりで良い意味は感じません
ま、あまり根拠を示さないサイトや情報源から発信される「危機感」はただの過剰反応です
適切なサイトや情報源が何処か?は難しいところですが
要らぬ混乱を招く全ての情報源は害悪であることは間違い有りません
「情報」の一つなら、参考程度に頭に入れておいても良いでしょうが
放射戦争後医学研究所あたりなら、被曝に関する情報発信は確実で正確でしょう
その元となる、放射線測定値も、なるべく正しい数値である必要も有りますが・・
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